会長就任挨拶

平成27年12月
雪陵会会長  名倉 克已
 

 会員の皆様には益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。日頃は、本会に温かいご支援やご協力を賜り厚くお礼申し上げます。母校は校長先生はじめ諸先生の熱意のこもったご指導のお陰で、生徒の皆さんは明るく元気に取り組み、充実した学校生活を送っておられる様子、この上ないうれしさで一杯であります。

 世の中は少子化、高齢化が進み国民4人に1人が高齢者であり、2人に1人となる状況は時間の問題と言われています。私の住む和泉市では人口 万4千人、高齢者4万2千人、高齢化率 ・5%です。この傾向は全国的なもので抜本的な少子化対策が求められています。特に、認知症高齢者が増加の傾向が見られ、認知症の人の徘徊等が増え、家族や周りの方々を悩ませております。そこで我が市において、各校区単位に地域全体で支えるための学習会や訓練が成されております。組織として「認知症高齢者等SOSおかえりネットワーク」を立ち上げ、地域全体で支え、見守っていくものであります。その仕組みは警察署に行方不明者届を提出した家族等の連絡により、協力者・協力事業所等にメールで行方不明者の特徴等の情報を配信し、地域ぐるみで早期発見に努める仕組みです。私もその協力者の一人として受信したならば注意しながら生活をするようにしております。早ければ午前に情報配信を受ければ夕方には発見・保護が届きます。2〜3日の間には大方は保護されることが多いようですが、中には発見に至らず不幸な知らせとなることもあります。

 学校における「いじめ」問題も後を絶ちません。学校全体で支え、助け合う体制をとることにより大事に至ることの無いような工夫が取れないものでしょうか。難しい課題があると思いますが、安心して学校生活が送れるようになって欲しいものです。

 母校の80周年がいよいよ近づいてきました。実行委員会において記念事業にふさわしい内容にしたいと鋭意検討しております。会員皆様の温かいご理解が不可欠と考えますので何卒よろしくお願い申し上げます。

 終わりに、皆様の益々ご健勝とご多幸をお祈りし、変らぬご支援をお願い申し上げます。



 会員の皆様には益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。

 さて、この度の拡大理事会において、鮫島俊治会長の後任として私が会長に就任いたしました。何卒よろしくご指導の程をお願い申し上げます。前会長は、創立70周年記念事業の実施にリーダーシップを発揮され、「顔の見える同窓会」・「人材のネットワーク化」等にご尽力されました。そのご労苦に対して深甚の謝意を申し上げます。歴代会長は人格、経歴等申し分ない方々であり、私ごとき者がお受けすべきか随分悩みました。幸いなことに、役員の方々からの全面的な支援が頂けるということで微力ではありますがお引き受けするに至ったわけであります。

 世の中は少子・高齢化がどんどん進み、歪な社会構造となっており、道徳観の乱れが目立つなど混乱状態と言っても差し支えない状況であります。このような時期こそ、今後の社会を担うであろう人材を育てる教育が重要であります。母校は校名も工業高校から工科高校となり、一段と高い専門教育をめざす高校にと変革され、すでに2期生が卒業しました。

本会は、母校の発展を支援することが第一義と考えます。学校と緊密な連携を保ち、どのような支援が可能か検討してまいりたいと思います。皆様からのご意見等頂戴いたしたく窓口の整備も考えていく所存であります。「会報」等の発行がままならぬ状況にあり、専ら種々の情報はホームページを開いて頂くことになります。ご理解のほどをお願い申し上げます。

 今後とも、会員の皆様のご協力とご支援を頂き母校発展の一助となればと考えますので何卒よろしくお願い申し上げます。

 終わりに当たり、皆様の益々のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、ご挨拶といたします。


平成21年10月
雪陵会会長  名倉 克已






新年のご挨拶

 初春のお慶びを申し上げます。
 平素は、本会の活動にご支援ご協力をいただき厚く御礼申し上げます。今年3月には、高校の再編整備による工科高校の第1期生が卒業いたします。同窓会としましても、創設建学の精神を受け継ぎ、有為な人材・有為な社会人として活躍されることを期待し、エールを送りたいと思います。今年は、教育基本法の改正に伴う学校教育法・地方教育行政法・教職免許法に関する教育関連三法案が改正され、我が国の教育が大きな変化を迎える年でもあります。「国家百年の計」である教育の再生に向けての学校は、多忙を極めています。今日の教育は、学校だけでなく家庭・地域・学校・行政(国)が一体となった融合的な取組みが必要です。同窓会は、これからも皆様や学校と密な連絡を保ち、母校の発展ならびに地域を始めとした我が国工業の進歩発展に寄与して行きたいと考えています。これからも、協働による活性化を進めていきたいと考えておりますので、一層のご支援ご協力、活動へのご参画をお願いいたします。

なお、本会の運営は、会報やニュース、ホームページ等でお知らせしているように、同窓会の趣旨・目的をベースに「顔が見える同窓会」・「人材のネットワーク化」など、「時代に沿った活性的な同窓会」づくりを進めています。これらの運営費は、入会費と維持会費(カンパ)で行っています。事務局の懸命な努力にも拘らず、困窮の域を脱しきれていないのが現状です。更に、入会費の改定で会費収入が従来の6割程度になり、経費削減のため、昨年は「会報」に代えて「雪陵会ニュース」(ホームページを参照下さい)を発行することにいたしました。今後とも、システムの強化と活性化に向け、役員・事務局が一丸となって頑張ってまいります。皆様方の力強いバックアップを何卒宜しくお願い申し上げます。この新しい年が、皆様にとって良い年でありますよう心からお祈り申し上げます。 向寒のみぎり、皆様方のご健勝ご多幸をお祈り申し上げ、ご挨拶といたします。

平成20年 1月
雪 陵 会 会 長   鮫 島 俊 治





会長挨拶

 記録的な猛暑が過ぎ秋の深まりもつかの間、早や師走の候となりました。皆様には、いかがお過ごしでしょうか。日頃は、雪陵会の活動に何かとご支援ご協力をいただき厚く御礼申し上げます。

 昨年11月実施の母校「創立70周年記念事業」は、記念式典・祝賀会とも盛大に行われました。これも一重に児嶋校長を始めとした学校関係者の方々のご尽力と・PTA・後援会・同窓会・関係機関の一致した協力によるものと思います。維持会費等々のご協力、どうもありがとうございました。また、今年7月の理事会は、台風4号による風雨を突いての開会でしたが、無事終えることができました。長年会計監事としてご活躍いただきました奥野直雄監事のご逝去に伴う役員人事や、名誉顧問・会長代理の設置等についても審議いただき、更なる一歩を進めることになりました。

 本会の運営は、会報(ニュース)やホームページでお知らせさせていただいているように、同窓会の趣旨・目的をベースにした「顔が見える同窓会」・「人材のネットワーク化」など、「時代に沿った活性的な同窓会」づくりを進めています。これらの運営費は、卒業時に頂く入会費と会員の皆様からの維持会費(カンパ)で行っています。しかし、入会費の改定で会費収入が従来の6割程度に成るにもかかわらず、会員の累積増加に伴う経費の増加もあり、事務局の懸命な努力にも拘らず困窮の域を脱しきれていないのが現状です。そのため、会報発行などの事業の実施も厳しく、毎年発行していました会報も、余儀なく「ニュース」として発行する運びとなりました。今後とも、皆様方の力強いバックアップをいただきながら頑張って行きたいと考えています。皆様の一層のご支援ご協力をお願い申し上げます。

「将来の地域社会の担い手となる専門的職業人の育成を目指した教育の推進」が求められています。母校は、高校の再編整備により「大阪府立堺工科高等学校」と名も改まり、来年3月には、工科高校の第1期生が卒業いたします。同窓会としましても、創設建学の精神を受け継ぎ、有為な人材・有為な社会人として活躍されることを期待し、エールを送りたいと思います。
向寒のみぎり、皆様方のご健勝ご多幸をお祈り申し上げご挨拶といたします。


平成19年12月20日
雪 陵 会 会 長  鮫 島 俊 治 
               



雪陵会「新年のご挨拶」

2007.1.4
  明けましておめでとうございます。 お元気で輝かしき新年をお迎えになられたことお慶び申し上げます。ご家族皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。旧年中は、本会の活動にご支援ご協力を賜り誠にありがとうございました。また、11月に実施の母校創立70周年記念事業へのご支援ご協力ありがとうございました。お陰さまで、盛大・成功裡に終えることが出来できました。「維持会費」ありがとうございました。
 
 雪陵会は、「顔が見える同窓会」をモットーとし、人材のネットワーク化をベースに、会の活性化を図っています。本会の運営経費は、多く会員の方々からの「維持会費・協賛費」のご厚意で成り立っています。ご厚意に、衷心より厚くお礼申し上げますと共に、一人でも多くの方からの「維持会費」のご協力をお願いいたします。今年も、次の取組みを進めて行きたいと思っています。ご支援と積極的なご参加をお願いいたします。

1.組織の強化

  @
 会員名簿の充実(会員の所在確認、情報ネットワークの確立)

  A 理事・評議員の確認と掌握・充実、役員層の補強

  B 支部(都道府県)・分会(企業・職場)の掌握と結成支援

  C 維持会員の拡充と定着化(参与制度の検討)

  D 顔の見える理事会・評議員会への取組

  E 「堺工全・定教職員OB会」との連携

(人材情報や会員の動静情報の提供支援=依頼) 

2.情報通信システムの確立

「雪陵会会報」の定期発行による活動状況・会員情報の報告・会員間交流の活性化
  および「雪陵会ホームページ」の充実

3.学校・地場産業支援の人材バンク「ヒューマンネットワーク」の取組

4.会員相互の親睦・福利活動の取組

「堺工」の連帯と絆・縁の基、組織としての伝統的遺産(組織としての価値観)を大事に、生涯学習社会を踏まえた新しいシステムを構築・創造し、「堺工として持てる人材資源」を学校貢献・地域貢献・社会貢献として活かせればと考えています。

創設・建学の精神・歴史と伝統は、校名・校章・校歌に連綿と受け継がれ、日々の教育実践に活かされています。

今後とも、母校の教育振興・教育環境の改善充実のため、「学校の応援団」として一層の支援と、本会の発展に努めて行きたいと考えています。ご協力を切にお願い申し上げます。

社会情勢の変化が激しい中、工業高校・工科高校への期待は大きなものがあります。創立80周年を目指して、一層の飛躍・発展を祈念し年頭のご挨拶といたします。

平成19年1月1日
雪 陵 会 会 長   鮫 島 俊 治





堺工創立70周年「記念事業」のお礼

2006.12.15

            
 師走の候 皆様にはお元気でお過ごしのこととお喜び申し上げます。平素は、本会の運営・活動にご支援ご協力を賜り誠にありがとうございます。

 去る11月25日(土)実施の 「大阪府立堺工業高等学校・堺工科高等学校 創立70周年記念事業」は、お陰さまで「記念式典」・「記念祝賀会」とも、盛大・盛況のうちに終えることができました。ご支援ご協力ありがとうございました。

 大阪府・堺市を始め関係機関・企業・恩師・教職員・PTA・後援会・雪陵会等の方々が多数ご参加下さいました。記念式典(堺市民会館大ホール)に出席の方から、「全日制・定時制・PTA・後援会・雪陵会が力をあわせての記念事業、よかったです。生徒も静かによく聴いていましたし、記念行事(芸術鑑賞=中国伝統芸能 雑技・太鼓コンサート)の鑑賞態度もよかったです。」とのお褒めのお言葉を頂きました。記念祝賀会(リーガロイヤルホテル堺)でも、ご参会の方々から「和気藹々よかった」のお言葉を頂き、学校当局・雪陵会事務局ともども喜んでいます。本当にありがとうございました。

記念事業が成功裡に終ったのは、ご参会の方々は勿論ですが、児島校長先生を始めとした学校当局の精力的な取組と、PTA・後援会・雪陵会の皆様のご支援ご協力のお陰であります。そして、本会事務局の献身的なご尽力によるものです。衷心より厚く御礼申し上げます。

記念事業の実施に当たっては、時あたかも、府立高校再編整備計画の真っただ中にあり、学校は、校名も「工業高校から工科高校へ」と、改称・移行の多忙な時期でありました。その中にあって、記念事業を実施するにむけては、「全日制・定時制・PTA・後援会・雪陵会の五団体で!そして、10年のまとめとして記念誌を!」などを 前提に 取り組みを進め、全体のイメージアップと共に、5月27日に実行委員会が立ち上がり、当日を迎えることが出来ました。学校の精力的な取り組みと、PTA・雪陵会、関係者の賛助ご厚志のご協力に、厚くお礼申し上げます。

母校は、昭和11年4月、地元堺の要請と、各界各方面からの注目と期待に基づき化学の粋を集めた工業高校として、その名を馳せて創設され、70年に及ぶ輝かしい歴史と伝統を誇っています。卒業生は、有為な人材として、社会の第一線で活動され素晴らしい業績を残すと共に、立派な指導者・育成者として活躍されておられる方も多く、我々「堺工」卒業生として誇りとするところであります。これも先輩諸兄のご努力ご活躍は勿論ご精進の賜物です。そして、背景には歴代校長先生をはじめとした教職員・家族・職場の皆様等の姿がみられます。

祝賀会の席では、ご参会の皆様が、堺工の「(きずな)」と「(えにし)」の中で、和気藹々のご歓談と、親交を深められ時間の経つのも忘れられるほどでした。席上、母校創立70周年に当たり、学校教育活動の推進に協力され、本会の維持発展に貢献下さった次の6人の先輩に、児島学校長より感謝状が手渡されました。

感謝状が贈られた先輩方:・奥野直雄様(03M2)化学機械科奥野税理士事務所近畿税理士会堺支部顧問。・瀧川重次様(03M2)化学機械科アルス刃物堺刃物商工業協同組合連合会理事長。・阪村芳一様(06M2) K.K阪村機械製作所代表取締役。・林昭嘉様(03me)K.K林企業経営研究所代表取締役、・森明信様(09M2)モリ工業K.K相談役。・安田吉三様(18CA)K.Kマーヤフィールド代表取締役社長)。

雪陵会は、顔が見える同窓会、人材のネットワーク化をベースに、会の活性化を図っています。本会活動の維持・推進のため「維持費・協賛金」として多くの方から ご協力(ご厚志)を頂きましたこと、重ねて厚くお礼申し上げます。

今後とも、PTA・後援会・と手を携えて、母校の教育振興・教育環境の改善・充実のため、学校の応援団」として、一層の支援と本会の発展に努めて行きたいと考えています。ご支援下さい。

社会情勢の変化が激しい中、工業高校・工科高校への期待は大きなものがあります創立70周年を節目として、一層の飛躍・発展を祈念し、お礼の言葉といたします。

平成18年12月10日
創立70周年記念事業 実行委員会委員長

雪 陵 会 会 長   鮫 島 俊 治





   
 皆様にはご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は本会の運営にご支援ご協力賜り、誠にありがとうございます。

 今年4月、私たちの母校「大阪府立堺工業・工科高等学校」は、創立70周年を迎えました。誠に喜ばしいことです。雪陵会会員並びに関係者の皆さんと共に、心からお慶び申し上げます。

 さて、去る5月27日(土)午後5時30分より「はや総本店」にて「平成18年度拡大理事会」を開催いたしました。拡大理事会は例年8月下旬に行っていましたが今年度は「創立70周年記念事業」との絡みもあり、この時期の開催となりました。

 会計報告・予算案の議事も理事の皆さんのご協力によりスムーズに運び、原案通りに承認されました。引き続いての懇親会も和気藹々のうちに散会いたしました。懇親会では、同窓会の活性化について忌憚のないご意見やご助言・ご提案、励ましの言葉等を頂きました。今後とも会員諸賢のご期待にそえるよう努めたいと考えています。
 公私ご多忙のところをご出席いただきました理事・評議員の皆様方に厚くお礼申し上げると共に、会員の皆様方の協同的なご支援をお願いいたします。

 70周年記念事業については、5月27日に「70周年記念事業実行委員会」が設立されました。「記念式典」は11月25日(土)午後0時45分から堺市民会館大ホールで、「記念祝賀会」は同日午後5時30分からリーガロイヤルホテル堺にて行うことが決まりました。詳細は後日の打ち合わせとなっています。また記念誌はここ10年を主に編集されます。

 なお、同窓会の活性化については、母校の発展と会員の親睦・厚生活動・地域貢献(地場産業支援・学校支援)ができる体制づくりを進めています。「顔の見える同窓会」「顔と名前が一致する同窓会」を念頭に、活動のベースとなる名簿の整理等も事務局の献身的な努力により一段と進んでいます。(クラス同窓会にも活用され喜んで頂いています)

 さらに、「会員情報提供カード」に基づく「人材バンク」「人材ネットワーク」「有志同好会」等の取組も進めています。しかし、カードの提供者が少なく取組方や進め方については協議中です。自薦・他薦を問わず「情報提供カード」の提出に重ねてご協力をお願いいたします。

 会員各位と共に、「堺工70周年記念事業」の成功を祈願いたします。厳しい暑さを迎えんとする今日この頃ですが、御身ご自愛いただき、今後とも雪陵会の運営・活動に更なるご支援ご協力をお願い申し上げます。
 最後になりましたが、雪陵会会員並びにご家族皆様方のご健勝とご多幸を祈念申し上げますと共に、本会の益々の発展を祈念してご挨拶といたします。

雪陵会会長  鮫島俊治(14me)





会 長 就 任 挨 拶 鮫島俊治(14me)

 秋涼の候、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。このたび図らずも、歴史と伝統を誇る堺工「雪陵会」の偉大なる大先輩三星恵宥会長の後任を拝することになりました。就任にあたり謹んでご挨拶申し上げます。

 過日、三星会長・天野事務局長・師 川中先生より「会長職を・・・」とのお話がありました。「学識・経験とも優れた立派な先輩諸兄が多数おられる中・・・」と申し上げましたが、前事務局長の高島先生・村田副会長兄の他界と、この際に若返りを図りたい等々のお言葉に、浅学非才の身ながらお引き受けいたしました。

 幸い、副会長に人物・識見共に秀でられ経験・実力に富み斬新なアイディアをお持ちの富田茂利・上島淳之亮の両氏、真摯な理事・評議員・会員の皆さん、何時も献身的努力とご尽力を賜っている事務局、併せて母校の校長先生はじめ教職員の方々が居られます。皆様方のお力添えを得て、共に本会の一層の発展と活性化に努めたいと思っています。連帯と絆の基、先輩諸賢のご支援ご協力の程を切にお願い申し上げます。

 富田副会長は、本校の事情に明るく、記念事業等にもご支援頂くなど教育に並々ならぬ熱意を持っておられます。また、上島副会長は、故村田前副会長と共に堺南ライオンズクラブでご活躍されており、NPO活動にも積極的に参加されておられます。いずれも事業所が母校に近く、地理的に有利でスムーズな運営が可能です。トリオで努めます。

 昭和11年4月、化学の粋を集めた工業高校としてその名を馳せて創設開講された母校は、時の要請・時代の変遷に応え金属・機械・電気等の学科を設置、一貫して社会に有為な人材を輩出してきました。そして今、明治・戦後に次ぐ第三の教育改革の進行と併せ、府の財政危機の中「府立高等学校特色づくり・再編整備計画(全体計画)」が進められ、工業高校は「工科高校」として再出発の運びとなりました。

 資源の少ない我が国の工業教育にあっては、「ものづくり」を中心とした知的財産としての人材(人財)育成が望まれます。これからの日本は、高度な技術・確かな技能に根ざした「科学技術立国を標榜する日本の再生」にあると考えます。経済の長期低迷と先行きの不透明な閉塞感のなか、工業高校=工科高校生徒への期待は大なるものがあります。
 今後とも、夢と希望と情熱を持った人間性豊かな人材育成に、積極的な支援を進めていきたいと思います。折しも、学校・家庭・地域(含企業)の連携と融合・コミュニティスクール・開かれた学校づくりが謳われています。既に産学連携教育としてのインターンシップ(生徒の就業体験)が実施されていますが、その前段的なジョブ・シャドーイング(実習を伴わない職場体験)等も会員諸兄のご協力により支援できるのではないかと思います。

 光陰矢のごとしで、母校も平成18(2006)年には創立70周年を迎えます。白亜の学び舎で青春の一時を過ごした、懐かしい旧友・師との出会いの場の設定を考えています。その際には、何卒ご支援ご協力ご参加のの程よろしくお願い申し上げます。なお、これらの情報は、「会報」と併せて「ホームページ」で提供できるようにしたいと考えています。
 各期各科代表の評議員・理事の皆様には、会員相互のパイプ役・企画運営のブレーンとしてご尽力賜り、魅力ある強固な「雪陵会」づくりにご協力ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 雪陵会会員の皆様方の益々のご健勝とご多幸を心より祈念申し上げて、就任のご挨拶といたします。後になりましたが、日頃何かとご配意とご支援ご協力を頂いています学校ならびに雪陵会事務局の皆様に衷心より厚く御礼申し上げます。
  
富田茂利・副会長(18EA)  上島淳之亮・副会長(20e)

                             

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